第6回「銭湯の浴室掃除②」

前回に引き続き、銭湯の掃除についてお話ししたいと思います。

銭湯は毎日のお掃除がとても大事です。
現在働いているお店では、毎日2人で4時間かけて浴室掃除をしています。

銭湯に限らないことだとは思いますが、毎日すごく汚れる部分は決まっていたりします。

でも、それほど汚れが付いていないかな?と思う箇所でも、手を付けていないと、気がついた時にはいくら擦っても落ちない汚れになってしまいます。

銭湯で鏡やカラン(お湯や水が出る蛇口部分)がピカピカだと凄く気持ちが良いですよね。
お店の掃除をする時には、鏡には水滴状に水が残らない状態を維持するように気をつけています。

例えば、このような水垢が残っている状態。

mizuaka

この状態の鏡に水をかけると・・・

こんな風に水滴状に水が残ってしまいます。
その鏡を洗剤をつけた垢すりでよく擦り、

水を流すと・・・

水を弾かない状態になるんです!
水を拭き取った後のように綺麗ですが、水を流しかけただけです。

この状態になると、凄く気持ちがいいんです!

銭湯で働くようになってから、お掃除の仕事は表には見えない地味な仕事ではありますが、白い壁や床が真っ白なまま何年もあり続けるのは、日々の掃除の賜なんだなあ、と物凄く実感しています。

これからも、変わらず信頼され続ける銭湯づくりのお手伝いができれば、
そして将来自分が経営する銭湯は、そんなお店にしたいな、と思っています。

2019.10.3.Thu
大沼 有加

この記事を書いた人

大沼有加

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1993年生まれ。札幌市立大学デザイン学部卒業。 夢は地元札幌で銭湯経営すること。東京都内の銭湯で修行中。