引き抜き屋(1) 鹿子小穂の冒険

こんにちは。松川まりこです。

年が明け、お仕事も始まり、

みなさんの生活も、すっかりいつも通りに落ち着いてきた頃でしょうか。

休み明けの仕事って、出勤が辛く感じたりしますよね(^^;)

この三連休で、やっと一息…!という方も多いかもしれませんね。

 

そんな今日ご紹介するのは、あえての「お仕事小説」!

ヘッドハンティングの世界を描くお話です。

 

 

引き抜き屋(1) 鹿子小穂の冒険

著者:雫井脩介

発行所:PHP研究所

 

 

アウトドア用品メーカーの創業者を父に持つ鹿子小穂(かのこさほ)は、

この父の会社で、社会人7年目にして取締役として働いていたのですが、

外部からヘッドハンティングされて入社した常務と対立してしまい、

父から「一度外の世界で修行してくるように」と、

会社から追い出されてしまいます。

 

その後、偶然遭遇したヘッドハンターの並木さんというおじさんの下につくことになり、

小穂自身がヘッドハンターとして、外の世界に出ていくこととなります。

「うさんくさい」と感じていたヘッドハンティングという仕事ですが、

人脈づくりに奔走し、失敗もし、様々な人と出会っていくうちに、

会社と人を結び付ける、この仕事の奥深さに気が付いていきます。

 

 

ヘッドハンティングは人間性が問われる仕事。

クライアントの依頼には、

ただ「優秀な人」をあてがえば良いわけではなく、

お互いのニーズをじっくりと見極める力も必要になってきます。

「お見合いおばさん」のような仕事、という表現が作中に出てきましたが、

人間同士を繋ぐ仕事は、本当に奥深いと感じさせられます。

 

主人公の小穂自身、初めての世界なので、失敗も多いのですが、

一生懸命に仕事に向き合う前向きさと、

次第に出来ていく人との繋がりに救われながら、

成長し、成果を出していく姿は楽しそうですし、思わず応援したくなります。

 

第二巻の『引き抜き屋(2) 鹿子小穂の帰還』も、

出版されていますので、ぜひ併せて読んでみてください♪

 

ちなみに、調べてみたところ、

2019年11月にWOWOWでドラマ化もされていたようです!

松下奈緒さんが小穂ちゃん役だそうです(^^)

 

 

お仕事小説の良いところは、

普段、なかなか縁のない業界で奮闘する主人公に自分を重ねながら、

こんな世界があるのかと、興味深く読むことができるところ!

まさに「冒険」した気持ちになります。

 

仕事の面白さを思い出したくなったら、

そして、新しい世界を知りたくなったら…!

ぜひ手に取ってみてください♪

 

 

 

 

この記事を書いた人

松川まりこ

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札幌出身、旭川在住。読書アドバイザー。 本にまつわるお話を発信します。レトロなもの、雑貨、甘いもの、カフェ巡りが好き。カバンに本を放り込んで、自転車であちこち駆け回ります♪