帯広ランチvol.16(最終回)

ワンスモア

 

帯広でカレー、と言えば大多数が「インデアン」というだろう。確かにあそこのカレーはうまい。美味いということもあるけど、中毒性がある。安いし、また行きたいと思わせられる。うまいなあと思う。

ひるがえって

わたしのお気に入りは、ワンスモアのカレー。そういってもきっと帯広在住者にも伝わらないと思うけど。味が安定しているようでしていない(⁉︎)、喫茶店のチキンカレーだ。

ワンスモアがあるのは道新ビルの1階。昼時はビル内の文化教室の生徒さんやサラリーマンで賑わう。バレエのレッスン場みたいな張り板の床がなんか好き。このご時世には珍しく喫煙も可。細かい模様のコーヒーカップが行儀良く並べられていて、レジが押しボタンのレトロ可愛くて(機能していないらしいが)ジャズとか流れていて、全体的にアンティーク調。

 

たいていカウンターに座る。カレーしか頼まないので「いつもの」で通るようになった初めての店(笑)

実はトッピングメニューが様々あって、わたしは目玉焼きがおすすめ。手羽元をハンバーグに変えることもできる。チーズのせも◎

小さなコンロふたつでよく捌けるなあ、と感心してしまうほど、狭いキッチンで手際良く料理ができあがる。

目玉焼きと、赤い福神漬けと、スパイスを一振り、これがマイスペシャル。サラダ付き。

ラードが効いたようなコッテリ系ではない、でもシャバシャバすぎない、丁度いい煮込みカレー。肉がなかなか取れない手羽元と静かに格闘するのもこのカレーのお約束。

「他のも美味しいよ」と言われてスパゲティやフレンチトースト、日替わりも食べてみたけど、美味しいけど、やはりシンプルに目玉焼きのせカレーが好き。たまには他のお店のカレーも食べるけど、気がついたらまたここでカレーを食べている自分がいる。そしてカレーの匂いとともに午後の業務をはじめる。

寄り道して、新しい出会いがあって、巡り巡って「いつもの」があってほっとする。OLランチ道ここにあり。仕事関係で帯広を離れるので、帯広ランチとはしばしの別れ。新天地でも食べ物中心にあれこれ紹介していけたらと思います。ご期待下さい

 

本日のおまけ*「カレーライスの詩」*

 

ワンスモア

帯広市西4条南9丁目1ー4道新ビル1階
日曜日

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ぴりか

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AB型左利き、ついでに夫もAB型。東京山形を経て2015年から道民。 好きなことは、食、登山、漫画、朝ドラなど。