
こんにちは! YOME?!です。
タイトル通り、今日も今日とて、芋掘りです。
ここ3日ほどは、やっとやっと待ちに待った太陽が現れ、朝6時から絶賛芋掘り中です。
芋掘り時期は、毎年アルバイトやら学生インターンやらにお世話になっています。
我が家のハーベスター(芋の収穫機)は、基本4人乗り。
オットはトラクターを運転し、ハーベスターに乗った4人は、
①土塊や芋の茎を選別
②③緑化(太陽に当たって緑色になってしまったもの)や腐った芋を選別
④最終選別(奇形や小玉など規格外品の確認)
と、ラインに沿った仕事をします。
芋の畑によっては、とても長かったり(我が家は最長540メートル)して、
集中力を途切れさせず、立ちながら芋を選別する作業は、腰や肩まわりにズンときます。
母などは、熟練の技で、触った感触での芋の重量や、腐れや緑化などを瞬時に見つけるのが早く、
「全体を見渡す」ことができてさすがです。
ここで「なんだかなぁ」と思うのが「規格」という問題。
せっかく大きく実ってくれても、「規格外」であれば「クズ芋」として、加工用デンプンに回されてしまいます。まあ、それでも活用されるだけマシかもしれませんが。。
スーパーなどの小売りや流通の発達により、より効率よく、と考えれば
「規格」というのは有効なものなのかもしれません。
また、業者や農協、収穫方法によっては、「選別」の必要がないことを選択することもできます。それには、機械だったり人出だったりと、それぞれの農家が抱える問題や、経営方針にもよります。
我が家がここ数年利用しているのは、TASUKIが営む北海道農業のインターンシップ「ネイチャーダイブプログラム」。この時期は「芋掘って自分も掘る!」という、農業インターンと自己成長プログラムを掛け合わせた取り組みを行っていて、2、3名の学生さんが2週間ごとに手伝いに来てくれます。
私が学生の時には考えもしなかったこと。。道外から多くやってきて、昼間は農業、夜は研修、休みの時には企業訪問などをしていて、今年は女性の参加者の方が多かったとか。
我が家にも「アツい農業女子」がたくさん集まりました。
地元の知り合いの農家さんや畜産大学生にも声をかけて、一緒に夕飯を食べて交流。
「命の根源である、”食”を作る農業ってかっこいい」と、言ってくれたりします。
中には、全国各地の農家さんを渡り歩く子や、自ら会社を立ち上げて、農業の価値を届ける仕事をしたりなど、積極的に活動している様子を見ると、驚くことばかり。
北海道の価値、生産現場の価値、伝えられるもの。
色々と考えさせられる出会いが今年もたくさんありました。
もっとも忙しい時期で、食事もワタワタごちゃごちゃしているんですが、、
でも、こうした出会いがあるから楽しい!
農家に嫁いでいなかったら、仕事以外でこうした人たちと関わりあうこともなかったなと
思ったりします。
今月、一体何人の人と「初めまして」と会ったんだろうww
いつにも増して、出会いの多い9月です。
さて。天候により遅れていた芋掘りも中盤から終盤。
もう少し、頑張りましょう!!