こんにちは、松川まりこです。
年末に向けて、家のことで忙しくなる時期でしょうか、、
みなさま、いかがお過ごしですか?
今回は、ドタバタと退屈しない、こちらの本をご紹介します!
ゆっくり過ごす年明けのお供にいかがでしょうか(^^)
本日は大安なり
著者:辻村深月
発行所:株式会社KADOKAWA
ある結婚式場で、大安の良き日に行なわれる4組の結婚式。
しかし、一見幸せに満ちた晴れの舞台に、
さまざまな企みが見え隠れします。
双子の姉妹が互いに抱く複雑な愛憎、
叔母の新郎の「新婦殺害計画」に1人気が付く小学生、
大きな秘密を抱えたまま当日を迎えてしまった新郎、
そしてクレーマー新婦に振り回されるプランナー…!
華やかな結婚式の高揚感を感じさせながら、
ミステリータッチな盛り上がりと共に、
物語は現在進行形で進んでいきます。
それぞれの人物の「今日」に至るエピソードや心情も絡められ、
それぞれの人物に感情移入し、思惑までも把握した気になるのですが、
その予想を裏切る展開にドキドキ!
ページをめくる手が止まらなくなります。
種明かしも絶妙で、思わず「やられた~」と力が抜けてしまう感じ。(笑)
自分もまるで、結婚式という非日常な1日を
ドタバタを駆けまわっているような、わくわく感が魅力です!
多少のごたごたも、「本日は大安なり」とにっこり流したくなる、
ハッピーで満たされた気持ちになる一冊です♪