サイロ考

農家のヨメ日記

YOME?!です。農家の長男と結婚し、農家の嫁となりました。農家の暮らしあれこれを嫁目線で発信します。

こんにちは! YOME?!です。

最近気になるもの、それは「サイロ」です。
もちろん、十勝育ちの私にはサイロのある風景は見慣れたもののひとつ。

ですが、

最近「サイロ」を覚えたムスメと、ドライブ中に
サイロを探しながら走ることを楽しんでいると、

結構あちこちにあること

色や形、作り方が年代によって様々であること

がわかってきて、興味が湧いたわけです。

私の中で「サイロ=酪農家」と思っていたのですが、
米や小麦、トウモロコシ、大豆などを貯蔵することもあるんですね。

十勝では多くの場合、酪農家の敷地に石・レンガ・鉄筋コンクリートなどの素材で
円筒形に作られています。
青草を保存・発酵させて、冬の間の飼料として保管しておくために使われていましたが、
今は、ロールで巻いてラップで保存するのが主流。
そのため現役で使っているところは少なくなり、壊されつつある、というのが現状です。

私が住む周辺はそこまでの酪農地域ではないんですが、
それでも、走っているとあちこちに見つけることができます。

一番よく見るのが、コンクリート造りのこのタイプ。

昭和から平成にかけて、飼育頭数が多くなるに従ってたくさん造られたものだと思います。

その高い塔のようなサイロの横に残されていることが多いのが、やや小型のレンガや石づくりのサイロ。
これがまた、可愛い。
主に赤いトンガリ帽子の屋根が付いています。


レンガのものは、自分たちで作ったという方もいます。
六花亭が発行する「サイロ」という詩集の表紙にもよく出てくる、オレンジ色のレンガ造りのもの。今では見かけることも少なくなった、貴重なサイロです。

胴体部分に「貯金は農協」と書いてあったり、牧場名が入っていたりもします。

住む人がいなくなり、サイロだけが残されている場所も。

やや傾きかけ。郷愁を誘う佇まいです。

古い腰折れ屋根の牛舎跡と、それにつながるコンクリート造りのサイロ。

たまに、水色の屋根のものも見かけます。

 

コンクリートブロックの片面だけが残されたサイロ跡。
その後を継ぐように木が生えていました。

 

畑作や酪農などの一次産業は、国の政策にも大きく左右されてきた産業です。

農地開拓から機械の大型化、農地の拡大、生乳をめぐる各種政策…。
代が変われば、その時代ごとに大変な局面がいくつもあったはず。

そんな歴史の使者のような、サイロ。
特に冬景色の中のサイロが美しくて好きなんですよね〜。

基礎だけになってしまったり、
胴体だけ、屋根だけ、傾いたもの、と、その姿も様々です。

いずれはサイロを撮り歩きたいな〜と思う最近です。

 

PS
サイロのことを調べていたら、下記のサイトにつながりました。
写真も内容も興味深い!

「まくべつサイロ物語」

※掲載のサイロについては、道路沿いから、または敷地内で許可を得て撮影したものです。

 

この記事を書いた人

YOME?!

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十勝出身。農家の長男と結婚し、農家の嫁となる。農家の暮らしあれこれを嫁目線で発信。楽しく、自分らしく生きる、がモットー。好きなものはpH10以上の温泉、紙物全般、キャンドル、ひき肉。1児のハハ。