希少な白小豆のこと


こんにちは YOME?!です。

突然ですが、皆さんのお家では「あんこ」を炊きますか???
当然、「あんこ」のみで食べるわけにもいかないので、
作ったなら、もれなくあんもちやお団子、おはぎやおしるこなどにして食べることになると思います。

 

生産者としての素朴な疑問。

「あんこ」を炊いたことがある人はどれくらいいるんだろう?

そして、どのくらいの頻度で、どれくらいの量を作るんだろう?

 

我が家は母の実家がお米を作っていることもあり、

「食べたい!」
と思ったときに餅をつく(機械もあり)

という習慣があるのですが、これはかなり特殊なほうだと思います。

定番はもちろんお正月ですけどね。

あんこはまとめて炊いて、余ったら冷凍しておくので、常に冷凍ストックがある状態です。

「小豆が焦げずに炊ける!」というあんこ鍋なんてのもあります。

炊いた小豆と同量の砂糖、絶妙な加減の塩少々、であんこは作れます。
(テリに水あめを入れるというレシピもあります)

農場で栽培しているのは、赤い小豆エリモショウズとろまん、そして、珍しい白い小豆きたほたるです。

小豆だけど、色は少しクリームがかかった白。
本来白あんの材料として使われるものですが、
作られている量がとっても少ないため、
同じく白色の手亡豆で白あんを作っているお菓子屋さんも多いのです。

オットの知り合いが種を持っていたことから、栽培を開始。
色が白いということは、病気になるリスクも高かったり、と、かなりデリケート。
うちでは一番最後の収穫物です。

からっからになった鞘の中に! こんなに美しい白色の豆が。

白いので、ちょっとした汚れや割れ、ひび、小粒なんかも気になります。
これを丁寧に選別していきます。

 

はたして、その味は?
というと、
赤い小豆とは異なり、さっぱりとした風味となめらかな舌触りがポイント。
皮も柔らかいんですね。

この白小豆を使って作っているデザートがこちらの冷やしあずき。

餡というより、豆そのものを食べている感覚。。上品なデザートです。

その他、喫茶店や和菓子屋さんなどでも、おいしいお菓子に変身しています。

どんなに珍しいものを作っても、
作ってくれる人の存在がなければ、食卓に届かないこと。
特に豆は、そのままガブリと食べられない作物なので、なおのことです。

たったひと粒でも、

一年かけて作られたひと粒。

たくさんの人に食べてもらえますように。

白小豆の収穫を持って、今年の農場の収穫物はすべて終了しました。

あとは来年に向けての、堆肥まき、畑おこし、機械の整備、種芋の選別、豆の選別などが待っています。

 

 

この記事を書いた人

YOME?!

記事一覧

十勝出身。農家の長男と結婚し、農家の嫁となる。農家の暮らしあれこれを嫁目線で発信。楽しく、自分らしく生きる、がモットー。好きなものはpH10以上の温泉、紙物全般、キャンドル、ひき肉。1児のハハ。