贖罪の奏鳴曲(ソナタ)

こんにちは。

 

今回ご紹介するのは、わたしの勤め先の書店に、

先週たくさん入荷した本です。

とても気になり、仕事終わりに、その足で図書館に借りに行きました。

著者の中山七里さん、以前から読んでみたいなと思っていたんです。

 

 

贖罪の奏鳴曲

著者:中山七里

発行所:株式会社講談社

 

物語は、主人公が死体を遺棄するところから始まります。

この主人公、御子柴(みこしば)という弁護士なのですが、

彼の一人称で語られているのに、

どんな人物なのか、掴めるようで掴めない…。

頭がよく切れ、ウラの筋にも名の通った、負け知らずの弁護師なのですが、

悪人なのか、そうではないのか、よく読めないんです。

 

冒頭に遺棄された死体の事件を追いかける警察は、

死体の身元を突き止め、やがて御子柴にたどり着きますが、

彼には、死亡推定時刻に法廷にいたという完璧なアリバイがあります。

警察と御子柴との心理戦。

そして、次第に明かされていく、御子柴の過去と、御子柴像。

御子柴のことを知るほど、

タイトルの『贖罪の独奏曲』の意味も考えさせられます。

 

 

この作品は..、どんでん返しがすごい!

ネタばれしそうで、それ以上は言えないのですが、、。

そして、ミステリーのジャンルではありますが、

ヒューマンドラマに圧倒される一冊です。

 

物語は、御子柴が弁護師として関わる事件も絡んでくるのですが、

その裁判のシーンは、まさに「固唾を呑む」と言った感じ。

窮地に立たされた依頼人の裁判を、いかにひっくり返すのか、

御子柴の戦略が気になり、一気にページをめくってしまいます。

 

 

こちらのシリーズ、

どうしてたくさん入荷していたんだろう?と調べてみると、

今月7日からドラマとして放送されるようです。

 

御子柴役は、要潤さん。

わたしとしては、ああ~、なんか合ってるかもな~って感じ。

こちらもチェックしてみようと思っています♪

 

 

この記事を書いた人

松川まりこ

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札幌出身、旭川在住。読書アドバイザー。 本にまつわるお話を発信します。レトロなもの、雑貨、甘いもの、カフェ巡りが好き。カバンに本を放り込んで、自転車であちこち駆け回ります♪