こんにちは、松川まりこです。
人と出会いがあるように、
本とも巡り合わせのような「出会い」があると思っています。
いきなり、くさい感じですね(笑)。
わたしの場合、図書館や本屋さんでたくさんの本を前にすると、
まずは自分が好きそうな本から手にとってしまい…
いつもどこか似たようなジャンルの本を選んでしまいがちです。
だから、人におすすめされる本って、
予想外の出会いがあり、面白いです。
今回おすすめするのは、尊敬している先輩からいただいた本です。
100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート
著者:松浦弥太郎
発行所:株式会社マガジンハウス
松浦さんは、雑誌『暮らしの手帳』の編集長をされていた方。
現在は、「COW BOOKS」という書店の代表をされています。
この本では、「COW BOOKS」のスタッフが共有する
働く上で大切にしたい100のルールと、
松浦さんが自分自身を知り、考え、成長し、そして自分らしくいるために心がけている
基本としての100のルールが紹介されています。
暮らしていく上で大切にしていることは人によって違います。
「あなた」自身の100の基本を考えて、そしてそれを言葉や文字にしてみることが
自分自身をよく知ることにも繋がるのだと、松浦さんは語りかけてくれます。
ただ、わたしはこの本を読むだけで、「ははあ~~」と手をつきたくなります(笑)。
松浦さんのルールは、暮らしていく上で本当に基本的なことが多いんです。
ただ何も考えずに暮らしていると、なあなあになりがちなこともある。
挨拶上手になる、どんなものでも修復する、小さい約束ほど大切にする、、、などなど。
そして、それぞれのルールに、松浦さんが考える、その真意が書かれています。
考えの深さに背筋が伸びます。
こういう生き方が、「丁寧に暮らす」ということなんだなあと。
そして「暮らしを楽しむ」ことでもあるんだなあと。
同じルールにしても、
なぜそれを大切に思うのか突き詰めることが、
「自分なりの100の基本を考える」ことなのだとは思いますが、
今はこの本を読むだけで、
充分、自分の暮らしぶりを見つめなおすきっかけになっています。
生きる上での参考書のような、自分を見つめ直すきっかけをくれる一冊です。
行き詰まったときに、何かヒントを探して開いたり、
毎日少しづつ読み進めるのも、良いと思いますよ♪