第4回「1985年の銭湯」

以前、銭湯に関する昔の資料を人から頂く機会がありました。

その中に、一段と気になる雑誌の切り抜きがあったので紹介したいと思います。

裏に載っていた広告などを見てみると、どうやら現在も刊行されている漫画雑誌「BE・LOVE (ビーラブ)」の、1985年10月頃刊行のもののようです。

1985年、銭湯って260円だったんですね〜!現在は440円(札幌市)なので、安い!

『金魚めいわく考えず いまおもしろ銭湯沸騰中!!』

時代を感じるポップな言い回しがすごく良いですよね。
この頃の銭湯って、世間ではどういう認識だったのでしょうか?

『近ごろ、古くっていいものを見直そうっていう、いわゆる「渋さ好み」の風潮がありますね。そんな中で、いま静かに熱く煮えたぎっているのが、銭湯ブーム』

あれ・・・?なんだか今とあんまり変わらないかも?と思いました。

この頃、1993年生まれの私はまだ生まれていませんでしたが、この時にはもうすでに「銭湯は古いもの」という認識だったんですね。昭和39年(1964年)が全国の銭湯軒数がピークだったようなので、約20年後の1985年にはもう流行りでは無かったのかも知れないです。

そうは言ってもこの時代には今の5倍以上の数の銭湯があったので、バラエティ豊かな銭湯が5倍あったんだな〜と思うと羨ましいです・・・!

1985年の銭湯、という所から少し話が逸れますが、誌面から銭湯が凄く楽しそうに伝わってきて凄く良いな〜と思いました。私も、ZINE (個人の趣味で製作する雑誌)として、こんな風に銭湯をポップに楽しそうに伝えられるものを作りたい!と思いました!

2019.9.6.Fri
大沼 有加


この記事を書いた人

大沼有加

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1993年生まれ。札幌市立大学デザイン学部卒業。 夢は地元札幌で銭湯経営すること。東京都内の銭湯で修行中。