農家と結婚するということ①

こんにちは! YOME⁈です。

今回は、ちょっと昔のことを振り返ってみようと思います。

そう、オットと出会って結婚した頃のこと。

かれこれ5年前になりますが、

お付き合い→即結婚

だったので、当時はあれこれ考える暇もなく。。

最近、友人が農家さんと付き合い始め、
「農家と結婚するって実際どうなの??」
と相談されたことで、私が思うことを残しておこうと思った次第です。

 

まず、第一に
「当人同士だけの話でない」ということ。

 

私のように非農家で育った人の中には、まず相手が農家だということで
「両親が反対する」というパターンもあるのだそうです。
私はこれには該当しませんでしたが、やはり
「大変そうじゃない?」
「あなたに務まるの?」という心配(特に母親)は
少なからずあると思います。それは「農業」という仕事を手伝うか否かにしても。

 

ここで、ふと考えてみました。
相手が銀行員や公務員、会社員だったら、そんな話にはならないはず。
だけど、「農家」、「酪農家」など、その名称に「家」がつく職業は、やはり「家」の問題なんです。(第1次産業とくくろうとしましたが、なぜか漁師は「師」でした。)

家族で土地と仕事を守り、繋がってきた職業。それが「農業」なのだと思いました。まあ、今後はそういったことの形も変わっていくのかもしれませんが、農業王国十勝ですら、「農家と結婚する」というのは、やはりほかの職業とは違うのだと実感しています。

だから、双方の家族の理解や協力が得られないと、結婚しても続けていくのは難しくなるのかもしれません。私も、もし両親が反対したなら、それを押し切ってまで結婚するということはなかったと思います。

友人知人、本当にたくさんの方から祝福してもらいました。

 

次に、
「自分の生き方は自分で決める」。

結婚して農家の仕事を手伝う。
今の仕事を続ける。
家庭に入る。

いろいろなケースがあると思います。し、実際にあります。
最近では、街に住んで旦那さんが農場に通う、というケースもあります。

結婚するとき、私は一度も「農場で働いてほしい」とは言われませんでした。自分の仕事が生涯したい仕事だと思っていたこともあって、以来、産休をはさんでも、同じ会社で仕事を続けています。

でも、、それに関しては迷いというか
「これでいいのかな」と思う気持ちが常に心の片隅にあります。「農場手伝わないの?」と他者から言われると答え方に迷ったり。。

農業は、夫婦一緒に働ける素晴らしい仕事。
本当に、それはそうだと思います。

でも、仕事上のパートナーじゃなくても、オットとの関係は築ける。
それこそ、「頼まれて」「やらされて」一緒に仕事をすれば、それはとてもシツレイな話。迷うくらいならやらないほうがいい、というのが私の今の結論です。

たま~に、弱気になると、オットに「私、手伝わなくていいの?」(そもそも手伝う、という意識がダメな話…)と言ってしまったりするわけですが、
義理の母の
「農業と結婚するわけじゃない」、
オットの
「自分が納得してやろうと思わない限りだめだね」という、
ありがたいお言葉を胸に、「私は私の人生を歩もう」と思い、自分を奮い立たせたりしています。
もちろん、私なりの形で農場を盛り立てていきたい、いければという気持ちは持ち続けています。

と、このように、
結婚することで変わることを強いられるのは、主に女性のほう。
だからこそ、自分がどう生きていきたいか、何をしたいのか、考えることは大切です。農家さんじゃなければ、そこまで考えなかったことかもしれないと思っています。

5年前の春先に、ダンプで引越しをしたのも農家ならでは? 今では懐かしい思い出です。

 

当時は深く考えていたわけではないのですが、
「私の人生はもっと楽しく、豊かに、ハッピーになる!」
という、予感だけはしていました。

実際それは、(今のところw)当たっていました。

 

世の中にはたくさんの「農家のヨメ」がいて、
きっとそれぞれの喜びや苦労があると思います。

でも、
結婚しようと思った人が
銀行員でも公務員でもなく、「農家」だっただけ。
ただそれだけのこと。

私は、そんな特別なようでいて、特別ではない農家の日常を

これからも、自分なりの方法で伝えていきたいと思っています。

「今日からは私の家!」と記念に撮った畑と家と私の写真。

 

※タイトル写真は、母の実家で撮った小さい頃の写真。
母は、菜の花畑で有名な県から遠く北海道へ嫁ぎました。

この記事を書いた人

YOME?!

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十勝出身。農家の長男と結婚し、農家の嫁となる。農家の暮らしあれこれを嫁目線で発信。楽しく、自分らしく生きる、がモットー。好きなものはpH10以上の温泉、紙物全般、キャンドル、ひき肉。1児のハハ。