たとえば、空の広さについて。

こんにちは! YOME⁉︎です。

 


北海道といえば、広い空!ですよね。

 

空に狭いも広いもないんですが、
つまりは目に見える範囲に

空が占める割合が多い=空の広さ

なのではないかと思われます。

 

住んでいたり、

旅した先のことで言えば、
東京のビルとビルの間に見える空も刹那的で好きでしたし、

瀬戸内など西日本のこんもりとした山あいの背景にある空も美しいと思います。

でも、

 

とある、東京から来た方が

 

「見上げなくても、目の前に空がある」

と言ってくれたように、

十勝平野の地平から

ぐるりと180度空が広がる、

という圧倒的なスケールは、
やはり特別なのだと思います。

また、

そうした地形で生まれ育った人にも、
共通の大らかさがあるように思います。

 

太陽は地平から登り

山脈の向こうに消えていく。

そんな、

十勝人なら毎日目にしている光景は、
この地だけのものなのだ、と、
気づいたのは

ずいぶんと大人になってからです。

 

農場では民泊も行なっているんですが、
夜に到着するゲストが口々に言うのは、

「本当にこの先に宿があるのかと思った」

「真っ暗で不安になった」

ということ。
中には来ることをリタイアしてしまった人さえいます。

 

そう。私たちは、もう忘れてしまっているんです。

本当の夜の暗闇を。

 

北海道の中核程度の規模の市町村ならば、市街地は夜も充分明るいです。
最近はキャンプ場なども設備が整っているため、夜でも明るい。

 

何も見えない真っ暗闇。

それが田舎にはまだ残っています。

田舎道を夜走ると、

やたらに街灯が明るい家があったり
暗い家があったりと、まばらじゃないですか?

それは、地域やあるいは個人で自費プラス助成金などで設置するから。

街灯を自費で設置。
街中ではまずあり得ないことです。

でも。

我が家はあえて街灯はつけていません。

ゲストハウス棟や母屋にはセンサーライトがついていますが

結婚当初は、居間の窓から漏れる光を頼りに家に帰っていた記憶があります。

家の灯りがこんなにもありがたいものなのだと知ったのも結婚してからです。

 

 

暗闇がもたらしてくれるもの。

それは、五感を研ぎ澄ませるということ。

 

暗闇でじっとしていると、
鳥の声や風の音、
時折遠くの森から野生のキタキツネの鳴き声など…
たくさんの「自然の音」があることに気づきます。

だんだんと暗闇に目が慣れてくれば、

怖がらずに
歩くこともできます。

 

そして、

月の満ち欠けを感じることができます。

 

満月の日はやはりとても明るいです。

新月の日は真っ暗闇です。

そして、そんな日は

星が特別美しいです。

それこそ地平からぐるりと180度。

満天の星。

これから季節が巡るに連れ、

星空は澄み渡り、より輝きを増します。

 

そんな日は、

ボ〜ッと外で星を眺めることも。

 


 

暗闇✖︎星空はもちろん、

朝日と夕日の美しさも格別。

東から昇る朝日に照らされる日高山脈。

その日高山脈に沈む夕日。

沈むギリギリに見せる山脈の稜線の美しさ。

幾つになっても、その自然が魅せる美しさに感動しない時はありません。

 

空は誰の上にも広がっているし、

星もいつでも変わらず空にあります。

 

秋、冬は、そんな、空 をたっぷり感じられるとき。

 

とても、好きな季節です。

 

 

 

 

この記事を書いた人

YOME?!

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十勝出身。農家の長男と結婚し、農家の嫁となる。農家の暮らしあれこれを嫁目線で発信。楽しく、自分らしく生きる、がモットー。好きなものはpH10以上の温泉、紙物全般、キャンドル、ひき肉。1児のハハ。