こんにちは。ロゴス農園管理部のなってぃです。
農業に関する知識ゼロのわたしたちが日々手探りで作業している「ロゴス農園」のあれこれを綴るこの連載。
今日は、前回の記事の最後に記載したとおり、ミニトマトジャングルの整理と、台風10号が上陸した直後の様子をお届けします。
まずはミニトマトから。
ミニトマト先生、こんなことになっています。
好き放題伸びすぎてめちゃくちゃですね。(ここまで放置すなという話ですが…)
こんなに成長しているのに、脇芽がまだまだ伸びてきます。すごいですね。
果実の成長の妨げになるので脇芽は取り除き、伸びてきたツルは支柱にくくります。
ついでに、実を採りきった枝も邪魔なので切ってしまいます。
作業すること2時間。(めちゃくちゃなので本当にこれくらいかかりました…)
なんとなくすっきりした…と思いませんか?
まだごちゃついてますが、ここまでやるのに自分より背の高い支柱を何本買い足したかわかりません。
こうなってしまったのも、初期段階で脇芽の処理を怠ったのが原因だと思います。
変なところから生えてきた茎がもう立派に成長してしまい、切るに切れなくなってしまいました…
後々こんなに大変になるとは思わず…初期のお世話は大事ですね。反省。
うれしい変化も。
ミニトマト大先生に思った以上に時間を取られましたが、ここで嬉しい変化が。
スイカが!大きくなってきました!
こちらはまだしま模様も薄くこの大きさですが、スイカの形になっていることが嬉しいです。畑に行ってこいつがいると感動します。もう少し大きくなりそうなのでこのまま様子見です。
畑の天敵、台風。
この8月中旬、日本に超大型の台風10号が上陸。北海道にも接近する見込みと天気予報でも話題になっていました。
なんとあの北海道の夏の風物詩、ライジングサンの初日が中止に。
超大型の台風…なんだかヤバそう。ここまで手塩にかけて育てた野菜たちが、たった一晩の台風で根こそぎ折れてしまったりしたら悲しいどころじゃ済みません。
が、しかし。周りを見ても特別台風対策をしている人はいなさそう…でもちょっと心配…
ということで、素人なりに調べ、申し訳程度の台風対策をしてみました。
とくに大玉トマトは雨風に弱いと書いてあったので、不織布を実に巻きつけて様子見。
台風が去った後。
どうやら無事なようです。折れた苗などもありません。よかった…!
皆さん、台風などは何度も経験されているのでしょうか。特にこれといった変化はなく、いつも通りのお世話をされているようでした。
市民農園うまそさんは、石狩の海にとても近い場所にあり普段から風が強いので、苗も煽られて強く育つのかもしれないですね。
ただ、なにも対策をしなかった(というかもりもりすぎて何をしたらいいのかわからなかった)ミニトマトは、実が割れてしまっているものが結構ありました。
さて、スイカの様子を…
あれ?なんか…枯れてない?
実はこんなに大きくなっているのに、ツルが枯れてきてしまいました。これにはびっくり…
台風のせいなのか、はたまた突然何かの病気にかかってしまったのか、はたまた台風が来る前にスイカの周りの雑草取りをしたので、そのときに気づかずスイカの大事な部分を切ってしまっていたのか…
とにかく結構ショックです。こんなこともあるんですね…
何はともあれ、とりあえず大きなトラブルもなく乗り越えた初めての台風。
今回の採れ高はこんな感じです。
大量のミニトマト。写真に写っている以外にもまだまだあります。
トマトは生で食べられるので、これだけ事務所に持って帰ってもさばけます(笑)
あとは台風を乗り越えたピーマン類が採れました。
8月もお盆を過ぎ、野菜の収穫がピークです。
次はスイカかな〜。
次回へつづく。